勝原白貫堂について
店主よりごあいさつ

勝原白貫堂は明治時代、広島県壬生町(現在の北広島町)で和菓子店として産声をあげました。初代から私の代に至るまで、[壬生饅頭]やその他伝統菓子を多く作り、数々の賞をいただいておりました。

四代目として勝原白貫堂を継ぐにあたり考えたことは、地域の特色や文化を尊重しつつ、地域外のお客様を呼び込み、革新的な技術で明るい未来を予見させるようなお店作りです。

四代目店主 勝原 毅

新しくなった勝原白貫堂は、製造現場を隅々まで見渡せるよう店舗と工場を一体化し、お客様にお菓子作りを身近に感じていただけるように工夫しました。太陽光発電などの最新発電システムやLED照明等、環境性能の高い設備を導入し、工場内も店舗と一体感が感じられるお洒落なデザインになっています。またお菓子を召し上がっていただける喫茶ルームやライブラリーなどコミュニティスペースも設け、定期的なイベントを予定しています。

北広島町は広島県北部にある人口2万弱の小さな町ですが、広島市内から高速道路で45分程度とアクセスはよく、ユネスコ世界遺産に登録された花田植えもあり、自然の移ろいと人々の営みを感じられる暮らしやすいところです。北広島町への観光がてらお土産のお買い物や、ほっと一息つく休憩場所としてぜひお気軽にお立ち寄りださい。

勝原白貫堂のお菓子作りについて

北広島町は「よみがえりの水」(平成の名水百選)をはじめとする名水に恵まれた土地です。明治にうまれた【壬生饅頭】をはじめとする勝原白貫堂の伝承菓子も自家水源の良質なお水を使って作っています。県北の町、北広島町の雄大な自然と空気、さえずる鳥の声、お菓子をひきたてる名水、すべてが勝原白貫堂のお菓子作りの材料です。